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縁日で出会ったつながり — Mirai Labo Pallet にて

  • 6月3日
  • 読了時間: 3分

大手町で「ご縁」を紡ぐ

東京の中心地・大手町。日本を代表する大企業や総合商社が集まるこのビジネス地区で、ひとつのユニークなイベントが開催されました。Mirai Labo Palletによる「ご縁日」——縁日という伝統的な文化形式を現代のビジネスコミュニティに落とし込んだイベントです。

私たちEYE TELLも、このイベントに出展しました。スマホのブラウザだけで瞳孔を解析し、6つの疾患と全身バイタルを早期に検知する技術を、来場者の皆さんに直接体験いただく機会です。縁日という名称どおり、ビジネス商談とは別の「フランクな出会い」を重視した設計が印象的でした。

体験を通じた信頼の構築

デモブースでの反応は、予想以上でした。

30秒でスマホのブラウザ上で瞳孔解析が完結する——この「簡潔さ」と「体験の即時性」に、多くの来場者が関心を示してくれました。デジタルヘルス技術という複雑な概念も、実際に自分の目で見て、自分のデバイスで試してみることで、一気に身近になります。縁日という場所だからこそ、構えることなく「試してみよう」という気持ちが生まれるのかもしれません。

来場者からは、早期発見の重要性や、予防医療の現場での活用可能性についての質問が相次ぎました。ハードウェア不要というアプローチへの評価も高く、導入障壁の低さが理解されたと感じます。

意外な接点が、ビジネスの可能性へ

このイベントで特に印象深かったのが、いくつかの重要な接点が生まれたことです。

総合商社・住友商事からの紹介をいただき、その後トヨタとのPoC(概念実証)についての話が持ち上がりました。

これは、縁日というカジュアルな形式だからこそ実現した出会いかもしれません。日本のビジネス文化では、正式な商談の場に入る前に、人と人との「信頼」や「相互理解」が重視されます。縁日は、そうした信頼構築の土台をつくる場として機能しているのです。

住友商事のような総合商社は、医療・ヘルスケア事業にも積極的に取り組んでいます。企業規模や事業領域の違いを超えた、自然な形での紹介が生まれたことは、EYE TELLの技術と価値提案が、幅広いステークホルダーに認識されつつあることを示しています。

早期発見の価値を、大企業とともに広げる

トヨタのようなグローバル企業とのPoC検討は、EYE TELLにとって大きなマイルストーンです。従業員の健康管理、サプライチェーン上のパートナー企業との健康支援、あるいは製品・サービスの利用者への健康監視——いくつかのユースケースが想定されます。

ただし、私たちが大切にしたいのは、早期発見の先にある行動です。瞳孔を解析して異常を検知することは、あくまで検査・スクリーニングの開始点に過ぎません。その後、適切な受診につながり、治療やケアの道筋が開かれてこそ、真の価値が生まれます。大企業とのパートナーシップも、この原則を共有できるかどうかが、成功の鍵となるでしょう。

縁が、未来をつなぐ

縁日という古い文化形式が、現代のデジタルヘルステックと出会う。大手町というビジネスの中心地で、カジュアルな「ご縁」が、実際のビジネス可能性へと発展していく。

このイベントは、EYE TELLが単なる技術企業ではなく、日本の医療・予防医療のエコシステムに組み込まれつつある実感を与えてくれました。今後、トヨタとのPoC、住友商事とのネットワークを通じて、より多くの企業・組織、そして個人に、早期発見の価値が届いていくことを期待しています。

次のご縁は、どこで、誰と結ばれるのでしょうか。その先の「行動」まで含めた、真の健康支援を実現していきたいと考えています。

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